特徴
●台形CSGダムとは
厚幌ダムのダム型式である「台形CSGダム」は、砂礫に水とセメントを添加し混合したものをダム本体の主な材料として台形形状に盛り立てた最も新しいダム型式です。
同型式をダム本体に採用し既に完成したダムとしては、当別ダム(北海道)、金武(きん)ダム(沖縄県)の2ダムだけであり、厚幌ダムとサンルダム(北海道開発局)が3番目の完成を目指し、現在、施工を行っています。
台形CSGダムの構造
台形CSGダムの特徴
「台形CSGダム 設計・施工・品質管理技術資料」(財団法人ダム技術センター)より
●階段式常用洪水吐き
もうひとつの厚幌ダムの特徴としては、ダム湖の水が自然に放流される部分が、日本国内でも珍しい「階段式」となっており、完成後には超巨大な「水すだれ(小樽で有名)」が出現します。(下の写真は縮尺1/40の模型で放流時の様子を試験している様子です。)
階段式の洪水吐き
「厚幌ダム建設水理模型実験」(室蘭建設管理部厚幌ダム建設事務所)より
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